3月の食事室 台所の北風開く

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ブラックベリーとマリーゴールド茶

まだ、昨年度末の思い出が残っていました。
大友みゆきさんの食事室この日はレ・ヴァコンスさんでの開催。
毎回、大友さんの付ける食事室の名前が美しくて、心を「よそ行き」にして楚々として出かけます。食後に出された春色のお茶。目でも楽しむひととき。



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レ・ヴァコンスさんの静かな明るさに包まれて大友さんのお料理をいただきます。




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丁字麩と湯葉の黒胡麻

お麩の使い方、酢の使い方、お米の炊き加減。大友さんのお料理では次々に新しい扉が開いていきます。



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本日の1品

春の山菜。こちらの味付けも、絶妙!



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黒千石豆寿司

きりりと男前に仕上げられた端正な豆寿司。




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九条ネギと白胡麻スープ

麩、酢、ご飯だけでなく、胡麻の使い方も、食材の火入れ加減も大友みゆきワールド。




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たらふく豆とブルーベリー、ローズヒップ酢の寒天

麩、酢、ご飯、胡麻、火入れ…はもちろんのこと、豆も!!
レシピに並べられた調味料や手順はとてもシンプルなのに、その組み合わせと加減のバランスが一般のそれとは違って、惚れ惚れしてしまうのです。清々しく端正な生活をなさっている大友さんだからこそのなせる業。そんな境地にすこしでも近づきたくて、いえいえ…違うな、すこしでもあやかりたくて、食事室の扉をそっと押し開く。そんな気持ち。

いつも美味しい食事をありがとう。

10月の食事室 桃吹く音

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ビーツ豆乳スープ

秋風を感じながらも、まだ少し汗ばむ陽気の秋の頃の食事室。いつも驚かされる大友さんの作るお料理。この日はまず、目を楽しませてもらいました。あでやかなピンク色のスープ!その色の鮮烈さと対照的に、お味は非常にまろやかで優しく、かすかに残るブレンダーを掛けたビーツの粒々食感もまた心地よく。



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本日の一品

パープルフラワー、あかね(林檎)。お皿の上も秋色満載。



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生揚げ長野のロゼワイン蒸し、しし唐添え

生揚げからほんのりロゼの香りが感じられて、とても品のよい一品。



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北海道産あわび茸ご飯

丸ごとの栗もプラスされ、あきたこまちのもちもちとしながらも粘りすぎずあっさりとした炊き上がりと絶妙に組み合わされて、大友さんの神業的な鍋炊きテクニックがいかんなく発揮されて!もうどこまでも、このご飯についていきたくなるのです。



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神石在来芋糸蒟蒻の味噌メープルシュガー、プッチーニ南瓜

柿?と思うような綺麗色の南瓜。両面焼かれているのに瑞々しい綺麗な黄色。貴重な蒟蒻とともに、箸休めにぴったりの一皿。でも、大友さんの芸術的なお料理は、どれもこれも大事に大事にゆっくりゆっくりいただきたいから、箸休め的なおかずでなくても、いちいち箸を箸置きに置いてみたりしています。



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マレイン茶

マレインというハーブのお茶。呼吸器や鎮静作用があるのだとか。これから先の寒くなる季節に向けて、体のあちらこちらに手を掛けながら静かに過ごしていこうという気にさせられます。大友さんの食事室は、日常のあれこれにざわつく心を鎮めてくれる、そんな素敵なひと時をくださいます。いつもながら、ごちそうさまでした。

*カメラが故障しつつある頃の写真なので、お見苦しくてすみません。

9月の食事室 夜食の小皿

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十勝マッシュルームと黒もちきびの巨峰酢

先日、大友みゆきさんの食事室へ伺いました。いつも驚きと感動と…そしてまだ見ぬ美味しさを提供してくれる大友さんの食事室。この日はヴァコンスさんを会場に…という贅沢な器使いと空間美もプラスされて、いい夜でした。
まず頂いたのはこちら。黒もちきび…黒いトウモロコシです。野趣あふれるもっちりとした噛みごたえのあるトウモロコシは、普段食べなれた黄色のそれとはまったく異なって、一粒一粒に力があります。これが十勝マッシュルームの濃い味わいとあいまって、おかずにもお酒のつまみにもなりそうな美味しさ。ヴァコンスさんで出された先の細く繊細な箸でつまんでは口に運び…のリズムの心地よさ。これ、大好きです。




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梅炊き豆飯

ご飯炊き名人の大友さん。このご飯が、どのおかずにも妙にしっくり合うんです。



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紫と黄の人参マリネ

鮮やかな紫色と黄色。さっぱりとした味わいと歯ごたえ。むふふ。




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レッドムーンと芽キャベツ、ルバーブソース

大地の恵みとして人間に食される彼らも、こんな取り合わせはきっと想像していなかっただろうな。ルバーブの爽やかな酸味。これまでお菓子の何かでしか食べたことのなかったルバーブですが、これはしっかりとご飯のおかずになりますね。




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コリンキーと大根のスープ

生食できる南瓜のコリンキー。生食できる…という先入観から、これまで生でしか食べたことがなかったけれど、加熱してもいいんですね(笑)ほっくほくの南瓜とは違って、さすがコリンキー。加熱してもねっとりすることなく、大根と相性の良い軽くてさらりとした食べごたえ。



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いちじく

これが私の初物・無花果でした。ちょっとした手の掛け方で素材のよさそのままに味わい深さを上手にプラスする大友さん。このいちじくにも、そんな大友さんの丁寧な仕事ぶりが見て取れました。どれもこれも、どこにもない大友ワールド。世界はどんどん広がって、次はどんな一皿を魅せてくれるのかしら?ヴァコンスさんの素敵な器使いも実に心地よく、存分に食事の時間を楽しむことができました。ごちそうさまでした。

1月の食事室 初市、朝

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セロリ伊予柑酢ソース

日曜日。今年初めての大友みゆきさんの食事室に行ってまいりました。
いつも野菜とシンプルな向き合い方を教えていただける食事室。こんなにも野菜は美味しいのか…と、たくさんの驚きをくれる食事室。今回も例にもれずそうでした。
この一皿で、私がセロリ好きになるなんて!




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生きくらげと赤玉葱 レモンの皮 春巻タルト

色白に焼き上げたタルトは春巻の皮。手でざくざくっとちぎって中の具と和えていただきます。



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蕎麦黒胡麻和え

黒胡麻のコクと蕎麦が絶妙な具合に合わさった、小鉢で頂く蕎麦料理。これ、大好き!



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紫蘇アーモンドご飯

毎度のことながら大友さんのご飯の炊き加減は最高!炊く前のひと手間と、炊き上がってからのひと手間。そして小さく丸く握るその力加減。口どけのいいその力加減。惚れ惚れするばかり。



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お1人2つずつおかわりどうぞ。お持ち帰りでも構いませんよ。と言われたけれど、その場でおかわりして頂いてきました。紫蘇とアーモンドのトッピングがまたとてもいいのです。どうしてこういう組み合わせを、思いつくのだろう。



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ドライトマト干し椎茸、キャベツスープ

香りは干し椎茸の深い香りで、口に含むとドライトマトの酸味と甘みがやってきて、でもその後には椎茸の旨みが柔らかく広がって。トマトなんだけれど、和の椀物。深い味わいのひと碗。なんて美味しいんでしょう。



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温かい水出しコーヒー

最後は珍しくコーヒーでの〆でした。水出しコーヒーが優しく温められていて、すっきりと優しい味わいです。最初の一皿から食後のコーヒーまで、一つの物語が語られるように展開される大友さんのお料理。今年も大いに楽しみでなりません。本当に美味しかった!今年もよろしくお願いいたします^^。

10月の食事室 ~菊薫る頃、やちむんに~

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焼き栗の味噌すだちからめ

“いもくりなんきん”の季節。久しぶりにお邪魔した食事室では、いつもながら大友さんの季節を感じる食事を頂くことができました。最初に出されたのはこちら。まずは栗と南瓜。かぼす果汁との組み合わせだなんて今までにない組み合わせ!さりげない酸味使いが大友さんは非常に素晴らしく、いつもびっくりしてしまいます。



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車麩サツマイモのバルサミコ酢煮、塩漬け蕪の半焼き和え

さつま芋の登場~。甘すぎず、おつまみにもおかずにもなる煮物。バルサミコも主張しすぎることなく、ほんのり旨みを後押し!といった感じでしょうか。数年前に初めてうかがった食事室でも車麩のお料理が出たのですが、車麩がこんなにおいしいものだと教えてくれたのは大友さんのお料理と出合ったから。そして食べなれているはずの蕪も、大友さんの手にかかるとあら不思議。目から鱗の美味しさです。




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北海道産白煎り大豆トヨマサリと新米

新米だから美味しいんですよ…と謙遜なさっていたけれど、大友さんの炊き加減はものすごく好みです。きっと同じ土鍋を買ってもこうは炊けないんじゃないかなって思う。どこかの大手メーカーさんが、大友さんとコラボして私のために炊飯ジャーを開発してくれないかな。そんな夢みたいなことを、毎回真剣に思ってしまうご飯です。



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菊とぶどう山椒のスープ

香り高く味わいは刺激的すぎずすっきりと。「ぶどう山椒」という品種を初めていただきましたが、本当に香りがいい。目にも鮮やかな黄色の菊の花びらは彩に。香も色も、秋のスープ。



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黒レーズンと白胡麻の葛豆腐

デザートはほんのり甘い胡麻豆腐。ぷっくりと戻されたレーズンや、和三盆の上品な甘さが胡麻豆腐とあいまって、なんとも美味しい。




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ルイボスクローブ茶

食事の〆はこちらのお茶で。
お食事を一品ずつゆっくりといただいて、レシピについて説明をいただいて、よもやま話でくすりと笑ったりして、なんとも和やかな楽しい時間を今日も過ごすことができました。いつもいつも、どんなお食事が出てくるのか、楽しみ尽きない食事室です。ごちそうさまでした^^



4月の食事室~春の潮・北海道の食材~

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野菜のライスパスタ添え苺ソース

いつも驚きをもっていただく大友みゆきさんの食事室のお料理。今日も斬新さとどことなく懐かしさを感じるようなほっこり感をいただいてきました。今月は、北海道へ行かれていたみゆきさんが持ち帰られた食材をふんだんに使ったお料理。ライスパスタは米粉100%。小麦粉のパスタとは全くの別物で、ちゅるんとしたみずみずしさが酸味の利いた苺のソースと合体。不思議!



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芯人参とおから、しなのき蜂蜜からめ

新物のお野菜。今しか味わえない甘みや歯ごたえ。食事室に来るようになって、私の中での人参観が変わりました。動物性たんぱく質がなくても、食事室の人参はもりもり食べたくなる主役の出で立ち。今日のこの芯人参も美味!



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黒千石と青芥子の実ご飯

土鍋で炊き上げる大友さんのところのご飯は絶品。黒千石の色がご飯に移ってほんのり紫色。お赤飯のあずきのようにもそもそっともせず、青芥子の実は胡麻塩の胡麻のように前面に主張してこず、上品なご飯。でも、こんな上品なご飯も、どんぶり飯をかきこんで食べるようにあっという間に平らげてしまって、空になった器の底を見て、いつも「もっとゆっくり食べればよかったー!」と嬉しい後悔。




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天然チガイソのハスカップ酢寒天

寒天の上のトッピングは海藻の仏の耳とチガイソ。チガイソはわかめのように見えるけれど昆布のお仲間なのだとか。わかめが台頭して全国区になってからは気圧されてしまって流通量も低いそう。そんなお話を聞きながらお料理をいただけるのも、ここの楽しみ。



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サロマ湖素干し海苔と玉葱、米全粒小麦酢スープ

お出汁は玉葱!じんわりと甘くて、具材のえのきやキャベツや海苔を優しく包み込むような味わい。新年度スタートである4月上旬の疲れを、ゆっくりゆっくり解きほぐしてくれるような…そんな温かいひと碗でございました。



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黒ペパーミント茶

ミントの香りはほのかに、口に含んでも刺激は少なく、でも、飲み終えたあとの口内は実に涼しくさわやか!それがなんだかおもしろくって、ごくり、ごくりと立て続けに飲んでしまう。すーすーして涼しい!(笑)

ここ1週間の慌ただしさを理由に暴飲暴食街道ひた走りの生活も、大友さんの食事室で頂く食事で一気にリセットされるような気がします。もっとお野菜を摂ろう!そんな気持ちを掘り返してくれる素晴らしい場所。いつも本当にありがとう。今日の時間がたんなる免罪符にならないように、この気持ちを忘れないように、野菜野菜お野菜食べなくちゃ。

3月の食事室~古都と花狩り~

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生麩とドライチェリー、発行豆乳マーガリン焼き

大友みゆきさんの食事室へ。
今日の1皿目は2種類の生麩から。あの生麩の何とも言えない食感、さっと焼いてあってほのかなぬくさ。雪のような稚内産の塩が何ともたまりません。京の雅な産湯に使っていない田舎者ゆえ、トーストくらいの大きさの生麩があればいいのに!と思う私。



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茹で卵の菜の花米こうじ味噌ソース

冬の寒さが和らぎはじめ、春の訪れが…そんな季節感が感じられる1皿。鶏が卵を産み温め始める春。菜の花の緑が目にも鮮やかな春。季節感を大事にする大友さんは、やっぱり素敵なアーティストです。



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カシューナッツご飯
北海道産ふのりと白玉麩、たんかんピールの柚子白味噌汁

大友さんのご飯の炊き加減は抜群なのです!いつも有機の美味しいお米を各地から取り寄せられていて、お料理に合ったお米を炊いてくれるのですが、今日も美味しかった!土鍋で炊いていらっしゃるそうだけれど、大友みゆき監修で炊飯器を売り出してほしい。切望します^^



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手亡豆の稚内産塩まぶしと薄切り干し柿

しょっぱいのと甘いのと。しょっぱいのと甘いのと。交互に食べて至福の時。つぶして丸めた手亡豆は口どけがほろほろで、上品な豆の味が塩とよく合う。貴重な干し柿はよくよく味わって。



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抹茶豆乳

最後は抹茶豆乳。イソフラボンって口にするとどうしてこう落ち着くんだろう。一緒に出していただいた炒り黒豆をぱりぽりしながら、ほんのり甘い抹茶豆乳を口にする。春はすぐ来てほしいけれど、こういう温かい飲み物を存分に楽しめる冬も手放したくないような。

今日も穏やかで美味しい食事室、大友さんありがとう。

食事室~やさしい野菜おせち~

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紫花豆の黒酢和三盆漬け、赤ワインジュレがけ

大友みゆきさん の食事室へ。今日もいろんな食材との出会いがありました。まずはこちらの花豆。とっても実が大きくて、ほっくほく。豆料理を面倒がらずにこなしてしまう人って、尊敬してしまいます。できる家庭科女子の代表!みたいな。私は年に幾度もいたしません。食べるのは好きだけれど。


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甘辛ピーカンナッツ

田作りの代わりに。年末にテレビの前でこれ出されたら、無意識のうちにあっという間にどんぶりいっぱい食べちゃうだろうな。


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さつま芋のきんとん


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さつま芋のきんとん

贅沢にも鳴門金時と加賀野菜のさつま芋の2種類食べ比べ。いひひ。


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赤蕪とエシャロットの紅白なます金柑甘煮添え

紅白なます…こんな素敵な組み合わせ!目から鱗が暇なく…。


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ご飯ものと汁もの

今日のご飯はレンズ豆のごはんでした。これもことのほか美味しくって、定食屋に来た部活帰りの男子生徒みたいな食べっぷりでいただいてしまった^^ゞ写真はないけれど、おみそ汁もお出汁とお味噌と具の加減が絶妙な、ほの甘いおみそ汁で、ついついお代りを。


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白ワインヴィネガー風味のたたきごぼう

最後のたたきごぼうは、色白でそれはそれは美しい仕上がりでした。白ワインヴィネガーはほんのり香る程度。今日のどのお皿も、いつものことながらため息の連続で、一口食べて箸をおき、一口食べて箸をおき…と、丁寧にゆっくり味わっていただきました。
これを入れるお重はどんなにがいいかしら?復習よりも先に、器を選びたくなる。大友さんの素敵な食事。また来年も楽しみです。

食事室 ~薄紅葉色のお菜~

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     ドライ柿と芋、ビーツ豆乳クリーム和え

今日は大友みゆきさんの食事室へ。いつも新鮮な驚きばかりを見せてくれる大友さん。今日もその発想力にただただ驚かされるばかり。10月の食事室は秋をイメージして紫と黄色の競演。1品目は、ビーツの鮮烈な紫色に、ノーザンルビーというピンク色のじゃが芋。そして干し柿の黄色が織りなす一皿。すっぱいビーツのソースでじゃが芋の甘さが引き立てられていて、初めに感じた酸味が徐々に甘みと溶け合っていく感じ。貴重な干し柿も、素晴らしく美味しいアクセントに。



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     南瓜とメープルシロップスープ

南瓜のポタージュは今までいろいろ食べてきたけれど、味覚の記憶を探ってみてもこれと同じような味わいのものはないかもしれません。メープルシロップを前面に感じることはなく、最後に回しかけたオリーブオイルの青臭さがなんともいえずいい風味に。秋だけれど冷製仕立て。ちょっと男前な、すっきりとした南瓜のスープ。絶品です。



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     栗とカレンツ、生揚げ赤ワイン煮

日本生まれの生揚げ。味噌醤油とは仲良しだけれど、よもやワインと出会うとは。私の貧相な語彙力ではなんとも説明しようのないお料理。でも、確実に言えることは、立派なお惣菜として人気者になるんじゃないかってこと。途中で出された次のご飯ものとセットで、しっかり定食屋さんのトレーで仲良く並ぶんじゃないかってこと。あーでも、こんなに洒落た定食屋さんはないでしょうけれど(笑)



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椎茸マスタードご飯

新米のあきたこまちの炊き加減もばっちりでしたが、粒マスタードで和えてあるなんて。トッピングの椎茸と人参も良質な有機のお野菜とあって、うまみが濃厚。トッピングをいろいろ変えてみながら、ぜひとも家でも楽しみたいって思います。



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おし麩ケーキ、焼きプルーン添え

最後のデザートはお麩。食べごたえも十分。蜂蜜やプルーンともとってもよく合っていて、乾物のお麩だってことを忘れてしまうくらい。



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     菩提樹のお茶

食事のあとのお茶。今日は菩提樹(リンデン)と焙煎茶を合わせたお茶でした。菩提樹…リンデン…で思い浮かべるのは、「菩提樹下と訳する時は、幽静なる境なるべく思はるれど、この大道髪のごときウンテル・デン・リンデンに来て両辺なる石畳の人道を行く隊々の子女を見よ」という森鴎外の『舞姫』の一節。大友さんの作る空間こそがまさに幽静の極み。


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見せていただいたリンデンの茶殻。茶殻であるにもかかわらず、葉は涼やかで花は可憐で。
今日は11時半からの食事室に参加させていただきましたが、思いがけなく先月ご一緒だった方とまたご一緒できて、たのしく寛いだ時間を過ごすことができました。大友さんのお食事は今回も素晴らしく美味しくて滋味豊か。丁寧に、静かに、穏やかに暮らして、落ち着いた食生活を心掛けたいなって気にさせてくれます。またぜひ、よろしくお願いいたしますね。今日も本当に、美味しかった。

9月の食事室。

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9月の食事室 水澄む頃、木の実料理     干し無花果の北海道産ルバーブからめ

久しぶりに大友さんの食事室に伺いました。静かなたたずまいの中、一つ一つゆっくりと丁寧にいただくお料理はいつもながら格別。美味しさも、あしらいも、他ではけっしていただけないような一皿に、今日も出会えました。




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トマト玉葱玄米タルト




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じゃが芋豆乳ケーキ、ヘーゼルナッツと干し洋梨の粒マスタード添え




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南瓜




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ひよこ豆と押し麦の塩麹スープ




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黒胡麻麻柘榴酢プリン




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麦豆乳コーヒー

大友さんの食事室では、お料理とともに今日のお料理の作り方などをうかがうことができます。私はトマトの玄米リゾットを入れたタルトをたっぷり作ってみたいです^^
大友さんの出してくれるお茶も、いつも本当に美味しい。季節にあった、すっと身体にしみこむようなお茶。以前の冷たい煎茶も、自家焙煎のお茶も、今日の麦豆乳コーヒーも、身体を潤してくれるような味わいです。
今日は本当にありがとうございました。席をご一緒してくださった皆さんも、どうもありがとう。




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