2012 冬 パリ/2

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パリ2日目

この日は青空の広がる素晴らしい空模様。パリは北海道よりも北に位置するので、朝は8時半頃でもまだ薄暗く、私たちの始動もずいぶんゆっくり目な毎日でした。この日も朝食を8時半ころから摂って、9時半ころの出発だったかな。



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朝)バケット・クロワッサン・オレンジジュース・ヨーグルト・バター&ジャム

ちなみにホテルの朝食はこんな感じ。外のカフェでもだいたいこんな感じ。野菜はないんですか??ってくらいにシンプル。でも必ずといっていいほど絞りたての粒粒感の残るオレンジジュースがついてきます。そしてホテルでもレストランでも、パンが温めなおされて出てくるということはなく。(きっとこれって湿度の高い日本だけのこと?って思えてきました。後日行った知人宅では、買ったパンを日本みたいにビニール袋に入れて保管しておくなんてことはせず、そのまま放置でもしけったりせず食べているんですものー。)ホテルの朝食はこの日の朝だけつけてもらいました。



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快晴の空のもと、オペラ駅から地下鉄でアンヴァリッドで鉄道RERのC線に乗り換え、今日の目的地へ。ガイドブックにはRER(鉄道)はちょっと物騒とあったのですけれど、大半が観光客で占められていて特に怖い思いはせずにすみました。そして今日の目的地は…。



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ベルサイユ宮殿

絢爛豪華な門が燦然と輝くフランス屈指の宮殿、ベルサイユ。駅からの道のりがまるで舞浜からのディズニーランドの道のように人、人、人。ベルサイユ宮殿に到着して、門の前の大きな広場にも長蛇の列。キンピカな景観を損なわないように、標識は黄色の大きな旗。黄色って目立つ色なのに、この金ぴかを前にしたら宮殿に溶け込む保護色になってました。


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今日が青空でよかったー。
ここだと烏もなんだか雄々しい感じ。


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ここもチケットはY子様が事前にとってくれていたので、30分くらいの並び時間ですみました。


で、いよいよ中に入るんですけれども…長くなること必須なので、続きは↓↓から。

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中も外以上に金ぴかで絢爛豪華。そして天井の高いこと高いこと!単焦点のレンズには収められるはずもなく…上半分ですみませんけれど、壮大なスケールが上に上にと広がる空間。次から次へとあらわれる部屋もそんな具合なので、上ばかり見て歩いていました。


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有名な鏡の間はシャンデリアがずらり。下半分は浅草観音寺の仲見世状態のように人でごった返しております。


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一般開放されていない部屋もだいぶあるんでしょうね。この先はどうなっているんだろっていう好奇心が掻き立てられます。


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こんな天蓋付ベットで見る夢はどんな夢なんだろう。世界史を思い出しながら考えてみたり。



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天井の写真もたくさん撮ったけれど、いずれも豪華な造りで、そのどれもが違ったデザインなのだから驚きです。

天井やの家具の豪華さに気おされて、ちょっとしたものを(それでも十分豪華なんですけれど)見つけて写真をとってみたり。


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何気ない蝶番。


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なにげないドアノブ。



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なにげない枠。



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何気なく古びた枠。


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なにげない窓の外。


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なにげない陽の光。


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白い天井を見つけた時は、「こういうの見るとほっとするねー」と友達と苦笑い。



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どこまでもどこまでも部屋や通路は続いていきます。ここは歴史画がずらりと続く広間。絢爛豪華な世界はいくぶん過ぎたので、みなさん腰掛に腰をおろして小休憩する姿が。あれだけ豪華な装飾が続いたら、一息つきたくなりますものね。うんうん、わかるわかる。


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陽光と、シャンデリア照明と、絶妙なコントラストも見どころの一つでした。



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白と黒の大理石が美しい床。マリーアントワネットの歴史映画でこんな感じの廊下を走っていく場面があったなぁと思い出したり。


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数々の人物彫刻のわきを通り、1時間半近くかけてのヴェルサイユ宮殿の本殿の見学はそろそろ終盤。



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窓から見える庭園の風景。庭園の池はいったいどこまで続いているんだろう。そのはてははるか遠く、ちょっとここからはわからないくらい。

次は外に出て庭園や別棟の見学だなぁと思っていると、、、



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アンジェリーナ(ベルサイユ宮殿内)

パリの老舗のサロン・ドゥ・テ「アンジェリーナ」が開設されていました。朝食しか食べていなくってもう時間は2時近くだったこともあり、ちょっとお茶していこうか~というので列に並んでみました。お店の方に、「食事ですか?スナックですか?」と聞かれて、「スナック?」と思ったのだけれど、食事ではなくスイーツとお茶程度と思っていたので「スナックで」のほうに並びましたが…。「スナック」のほうは基本的にセルフサービス。大勢の観光客でにぎわうヴェルサイユ宮殿内にそれほど大きなスペースを確保できているわけではなく、テーブル席はいつも満席。半分以上の人はテーブルだけの立食スタイルか、子供連れや若いカップルは床に座って食べている感じ。でも、やっぱり行儀よく座って食べたいので、Sちゃんと私が注文受付レジに並び、Y子様がするどい眼光で粘り強く空席を確保し、私たちは座って食べることができました。



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私は白いエクレアとカフェラテ。エクレアはバニラの風味豊かなクリームがびっちり入っていてとっても美味しかったです。


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SちゃんとY子様はミルフィーユを。日本で食べているさくさくなパイ生地と違ってしっとりしていて、フォークでもきちんと切れていました。ちょっとずつわけあって食べて、こちらもとってもおいしかった!甘いもので充電し終えた後は、庭園を抜けてプチ・トリアノンにでも向かってみようか?そう言って席を立ったのであります。

そして外へ。


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庭園側から見たベルサイユ。金ぴかに見慣れちゃうと、このいでたちも質素に見えてきてしまう(笑)
でも窓からは絢爛豪華な世界が見え隠れして、それはまるで艶やかな鼈甲細工の内側を覗きこんでいるような錯覚を覚えました。


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さて、マリーアントワネットのお気に入りの場所「プチトリアノン」へ向かうには、この大水路の右手奥へ進まねばなりません。地図で見てもたいそう遠い。おまけにさまざまな木立の間を通って行かなければならない。簡単なようで、それは私たちにとってちょっと難しかったんです。せっかく行くなら直線コースではなく。ちょっといろいろ曲がってみたくなるじゃない。曲がった先に素敵な場所があったりするでしょ。たとえば…、



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映画に出てきそうなこんな林に出くわしたり。



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右手奥に進めばいいのに、大水路に出てみたくなったり。そうしているうちにちょっと一本地図を読み違えて…、



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たどり着いたのは「グランドトリアノン」!
でも私たちはこれが「プチトリアノン」だと思い込んでいるから、ヴェルサイユを後にする頃まで気が付かずに見学していました^^ゞ
ということで、ここからは、「グランドトリアノン」です。


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青を基調とした部屋。


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黄色を基調とした部屋。


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紫を基調とした部屋。

(「王妃の村里」と呼ばれたプチトリアノンにしては格式高いなぁ…とちょっと思ってはいたんですけれど・笑)


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美しいピンクの椅子。


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整然とした廊下。



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礼拝堂には、セーブルの工場で作られた聖母像のステンドグラスが。



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背もたれのような柵は質素でもなく絢爛でもなく。



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窓からは薔薇色の大理石で作られた美しい大トリアノンの姿。ヴェルサイユ宮殿の絢爛豪華さとはだいぶ趣の違う、穏やかで静かなたたずまいがこちらにはありました。建築美という点であればプチトリアノンよりも勝っているのでしょうけれど、やっぱりプチトリアノンも見たかったな。



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時刻はこの時4:30頃で、霧雨が降りだす空模様。ヴェルサイユ宮殿まで歩くのも少し億劫だったので、園内を巡回するバスに乗ることに。でも、大トリアノンは始発ではないので、夕方の帰り時のバスはほぼ満席車状態。私たちも1つ見送って次のに乗ることができましたが、その後の停車場では満席が続いたため、雨の中乗り込むことがかなわない人たちが随分いました。バスルートは私たちが歩いた道とはまた別の道だったので、羊や馬のいる草地のわきを抜けたりして、外の景色も楽しむことができました。



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5時頃。ヴェルサイユを後にする頃にはだいぶ日も傾き、ライトアップが宮殿の姿を一層華やかに映し出していました。本当に、本当にどこまでも絢爛豪華!

このあと、RER(鉄道)C線に乗ってサン・ミッシェルへ。そこからメトロの4号でシャトレへ。今日はフレンチのレストランを予約してあったんです。


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左手奥に見えるのはパリ市庁舎。石造りの街のライトアップは本当に綺麗!



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川沿いに西に進むと、奥にはエッフェル塔が見えてきました。美しい夜景を楽しみながら、シャトレ駅からほど近いレストランへ。


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L'Auberge Café(オーベルジュ・カフェ)

フレンチのレストランを探すときに、フランス語のメニューを見てよくわからないよりも、日本語メニューがあって…でもフレンチらしいお店で食べたいね、ということでたどり着いたのがこちらのお店。ディナーが€28でいただけるというのも魅力的。まずは赤ワインをボトルでいただきながら、前菜が来るのを待ちます♪



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前菜/手長エビのタルタル

私とY子様が注文したのはこちら。日頃、フレンチを食べなれているわけではないので具体的に解説できないのがもどかしいのですが…とっても美味しかった!!もう一皿、いや二皿食べたいくらいに!!バケットと一緒に食べても美味。


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前菜/本日の特製

こちらはSちゃんが注文したお皿。黒いのは初めて見る茸で、舞茸のような感じ。それをガーリックでソテーしてあって、くせになる美味しさ。初めての食材って、それだけで嬉しい出会いですよね。


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メイン/うずらのムース詰めトースト トリュフオイル入りソースで

右側にうずらの足がクロスしているのがお分かりになります?左側には下向きの足。ですから合計2羽のうずらをいただいたことになるんですけれど、人生初うずら。焼き加減もちょうどよくって、お肉の旨みがたっぷりと口に広がり、ワインが進むお料理でした。下に敷かれたマッシュは濃厚でねっとりとしていて、お肉によく合っています。うずら、美味しい!


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メイン/鴨のロースト ハーブ入りニョッキ

Y子様とSちゃんの注文したメイン。このお皿が出てきたとき、庶民派な私たち3人の口から出た言葉は「鴨が大きい!」でした(笑)日本でいただいたことのある鴨(のステーキなんか)は、薄いスライスが3枚程度扇状に広げて並べているような感じで、こんなに塊が出てくるなんて驚きだったんです。牛のステーキ?ってくらいに。ネギの下の部分を揚げたような付け合せは香りも歯触りもよくって、美味しかった!美味しいを味わいながら鴨を食べる。贅沢な時間でした。


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デザート/金柑のコアントロー酒風味漬け
     ホワイトチョコレートクリームとオレンジシャーベット

日本であんまり金柑を食べたことがないので、せっかくの機会だから金柑のデザートにしてみました。生で食べるときのあの青臭い柑橘系の渋みはかすかに残っているだけで、甘くまろやかな仕上がり。とっても美味しかったです^^

こうしてワインとディナーを楽しんだ後は、メトロに乗ってホテルへ。レストランを出るころに降り出した雨は間もなく止み、部屋の窓を開けるとしっとりとした夜がひろがっていました。


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窓から首を出して左を眺めやれば…そこはパリ。


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右を眺めやっても…そこはパリ。

パリ、パリ、パリ!!パリは本当に素敵な街です。


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No title

素敵な体験をされてきたのですね~

お写真もどれも素晴らしい・・・

お料理の写真は香りが漂ってきそうですね^^

行ってみたいな パリ・・・

No title

>かれんママさん

こんにちは。
パリ、とってもとっても素敵でした。
世の人がなぜあんなにもパリに惹かれてやまないのか、わかったような気がします。

私の写真ではパリの素敵さを存分にお伝えしきれていないので、
ぜひ、機会があったらパリへ行かれてくださいね^^
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