2013 夏 チェコ/4

c-4-1.jpg
旧市庁舎内

毎日数回はその前を通っている旧市庁舎(天文台時計)。その上部は展望台になっていて、プラハ市内を見渡すことができます(1人100Kc)。外側の古き良き時代のたたずまいとは裏腹に、内部にはエレベーターが。でも、展望台にたどり着くまで、せっかくなら自らの足で登りたいと思うのも旅先ならではの感覚。エレベーターのその外側を、私たちはらせん状に一歩一歩登っていきます。




c-4-2.jpg

今日のプラハは生憎の空模様。いつ雨が降り出してもおかしくないお天気…と思っていると、ぽつりぽつりと雨が降ってきます。




c-4-3.jpg

眼下には一つ、また一つと傘の花。

c-4-4.jpg
ティーン教会

旧市街広場を挟んで反対側には力強くそびえるティーン教会。雨に濡れてより一層そのたたずまいは厳かに。




c-4-6.jpg
聖ミクラーシュ教会

旧市庁舎の後ろ側に建つ聖ミクラーシュ教会。全体像を収めるには近すぎて、あーどうして単焦点レンズしか持ってこなかったんだろう。。と、シャッターを切るたびに思う4日目(笑)

展望台からの眺めを堪能した後は、地上に降りて聖ミクラーシュ教会へ。




c-4-7.jpg
聖ミクラーシュ教会

川の左岸にも同じ名前の教会があるけれど、右岸側にあるここ旧市街広場にも同じく聖ミクラーシュを讃える名前の教会が。こちらは18世紀前半に建てられていて、天井のフレスコ画、中央のシャンデリアがとても綺麗。



c-4-8.jpg

シャンデリアの中央には、四方どこから見ても十字架に見えるようにあしらわれたクロスが。




c-4-9.jpg

シャンデリアを真下から眺めても……やはり綺麗!!




c-4-10.jpg
ティーン教会

一昨日の記事にも書いたとおり、他勢力からの影響を防ぐため、教会の周りに建物をぐるりと建てたティーン教会。その雰囲気、伝わるかしら?

午前中、雨はぽつりぽつりと降ったあと止みはしたものの、お天気はさほど良くないので、今日はちょっとしたお土産を買ってしまおう!ということに。お土産屋さんやプラハ一番の本屋さん、町の文具屋さんなんかに立ち寄ったりしてゆっくり過ごしました。でも、プラハってお土産になるものが少ない!この時自分用に買ったのは、5Kc(150円)程度のすごくレトロな伝票くらい。お財布にやさしい町ではあるけれど、もうちょっと50Kc位はどーんと使ってみたいものです(笑)




c-4-11.jpg
Cafe Louvre(カフェ・ルーヴル)/レモンのパラチンキ

お買い物を楽しんだ後は、カフカやチャペックといった名作家たちが通った、100年以上の歴史を持つカフェへ。食事メニューも充実して美味しそうだったけれど、私たちはデザートを。2つのデザートを2人でシェア。まず1つ目は、チェコのクレープとでもいうべき「パラチンキ」。雪のように振りかけられたほんのり甘い粉砂糖に、添えられたレモンをぎゅっと絞って。爽やかな味、こういう組み合わせは新鮮!



c-4-12.jpg
サンデー

もう一つは生クリームがたっぷり乗ったアイスクリームで食べごたえあり!



c-4-14.jpg
Bernard(ベルナルド)

デザート食べるならコーヒーや紅茶を合わせるのが普通なんでしょうけれど、チェコに来ているのでやっぱりPivoを飲まねば!という誰に頼まれているわけでもない勝手な使命感によって、Pivoを飲んでいます。ベルナルドはフンポレツというところの家族経営の醸造所のビール。ちょっと重口なので、デザートにも十分合います^^




c-4-13.jpg
カフェオレ

ノンアルコールな友達はカフェオレを。ポットサービスで出てきたカフェオレに感激していました^^たっぷりのデザートだったので、これが私たちの昼食替わり!雰囲気も良く、とっても美味しいカフェでした。

さて、この後はまた街歩きを開始したのだけれど、途中、物凄い轟音を響かせながら雷が光り、そして激しい雨が!H&Mで長い時間雨宿りをしたのだけれど、弱まっても止む気配はなく、買った傘に身を寄せ合って一度ホテルへ。

ホテルでしばしの休息をとった後、私たちはクレメンティヌムへ。
クレメンティヌムは広大な敷地内に3つの教会、図書館、天文台、礼拝堂を併せ持つ複合施設化した建物で、ガイドツアーで見学することが可能です(撮影は禁止・泣)。中でも素晴らしかったのが、「鏡の礼拝堂」と言われる礼拝堂と、図書館!このバロック式の図書館がとてもとても素晴らしかった!ストラホフ修道院の図書館の数倍も圧倒されるような感じです。ガイドツアーは英語でしたが、日本語のパンフレットをいただいていたのである程度その歴史もうかがい知ることができてよかったです。「知の宝庫」というにふさわしいような、素晴らしい図書館でした。



c-4-15.jpg

クレメンティヌムの上は天文台・展望台になっていて、私たちも上まで登ることができました。外はまだ雨模様だけれども、歴史ある街並みは雨に濡れてもいい感じです。ここの展望台は尖塔をぐるりと回るように外廊下がついているのだけれど、その床面が他のところよりも幅が狭くて、ちょっと高所恐怖症気味でビビりな私は足がすくんで出れず…内部からドアの外を眺めておりました。そうしたらガイドさんが「どうしたの?外に出ないの?」と聞いてくれて、「蚤の心臓なもので、ビビッて出れないんです」と、(ほとんどゼスチャーで)伝えたところ、いつもは開けない四方八方の窓をすべて開けてくれて、外が見えるように配慮してくれました。少し埃っぽい尖塔内部を涼やかな風が吹き抜けていく心地よさ以上に、ガイドさんの優しい気配りを嬉しく感じたひと時でした。




c-4-17.jpg

登ったら、あとはひたすら下りてガイドツアーはおしまい。




c-4-16.jpg

内部が撮影禁止なだけに、ちょっと外が撮影れそうな感じのところがあると、さもなくとも皆カメラを向けるのがおかしな感じ。


そして、ガイドツアーを終え、私たちはそこを立ち去ることなく1時間ほど待合室の椅子で休憩。それはなぜか…といいますと、このクレメンティヌムにある礼拝堂こそ、私たちが一昨日コンサートチケットを買いに来た礼拝堂なのであります^^




c-4-18.jpg
鏡の礼拝堂

この礼拝堂が「鏡の礼拝堂」といわれるようになったのは、その天井や壁に鏡がはめ込まれているから。天井の鏡は床の星の模様を映し出したり、壁の鏡はそれぞれが向き合うように設置されているから、覗きこめば鏡の終わりなき世界がそこには広がって、永遠を演出しているのだとか。2台のパイプオルガンのうちの一台は、かのモーツアルトも演奏したことがある代物。毎日のように行われる演奏会だけれども、会場は席を付け足すほどの大盛況で、私たちは早くから待っていたこともあって、前から3列目くらいのいい場所で鑑賞することができました。


この日の曲目は、

W.A.MOZART / A LITTLE NIGHT MUSIC
J.S.BACH / AIR
G.F.HANDEL / ALLEGRO
PASSACAGLIA
J.N.PACHELBEL / KANON
F.SCHUBERT / AVE MARIA
B.SMETANA / MY COUNTRY-VLTAVA
A.DVORAK / WALTZ IN A
A.VIVALDI / THE FOUR SESONS:
SPRING, ALLEGRO-LARGO-ALLEGRO
SUMMER, ALLEGRO NON MOLTO-ADAGIO-PRESTO




c-4-20.jpg

演奏は、国民劇場のメンバーによる弦楽四重奏。それに中央の大きなパイプオルガンも加わって、天上にも響くような素晴らしい演奏会でした。壮麗なプラハの礼拝堂でスメタナの「我が祖国」が演奏された時には…ちょっと目頭が熱くなりました。18:00からの1時間のコンサートだったけれども、弦楽の響きがこの上なく胸に響くようなラインナップで、一心に耳を傾けずにはいられない。こんなにも、こんなにもクラシックに酔いしれる夜は、プラハが初めてかもしれません。




c-4-19.jpg

今日一日は、雨もあってさほど活動的ではない日だったけれど、心はこの上なく満たされて、とっても満ち足りた気持ちで終えたのであります。

はぁ。本当に素晴らしい演奏会でした。




コメントの投稿

非公開コメント

counter*
calendar*
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
category*
archive*
comment*
search*
rink*