遊牧カフェ in 山元/20

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月1回の遊牧カフェ。今月も山元町の仮設へお邪魔してきました。
ナナエ先生も体調復帰後の初参加。そして今回は以前「石鹸の会」で講師を務めてくれた圭子さんがまたまた講師を務めてくれて、端切れをいかした「裂き織で作る小さなマットの会」をしてくれました。圭子さん、ありがとう~!



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端切れはナナエ先生のおばあ様が生前楽しんでいらっしゃった手仕事のものからどっさり持ってきてくれました。色とりどり柄もいろいろ、もう何にも使えないかな?と思えるようなものも大事にしまわれてあって、今回の「裂き織」では大活躍!参加者のかたにお好きなものを選んでいただいたのですが、さながらワゴンセールの賑わい^^





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ダンボールの台紙に毛糸の縦糸を巻いて、長く裂いた布を通して織っていくという単純作業。でも、単純作業ゆえに皆さん集中して取り組まれてらっしゃって、仕上がりの綺麗なマットが次々と完成していました。この日は圭子さんに何から何まで本当にお世話になって、台紙などの下準備もレクチャーもすべて圭子さん~。じゃ、遊牧メンバーは?といいますと、ナナエ先生は個包装にしてきたフランスの修道院のチョコレートとお茶をせっせと振る舞い、Sさんは最近よくお茶飲みに来てくださる仮設の方とおしゃべりを、私は2歳児と絵本を読んだり絵をかいたりのお相手。こんな感じで今月の遊牧カフェを無事に開催してくることができました。

さて。
もうすぐ震災から3年が経ちます。テレビでも最近いろんな特集がくまれたりして、被災地に再び関心が集まっておりますが、私たち遊牧カフェの活動から感じたことを少し書かせてください。
山元町の仮設には震災の半年後に初めておじゃまし、今回で20回目を数えました。時間の経過は確かに人の心の傷を少しずつ癒し、地震や津波の恐怖を少しは和らげたのではないかと思います。しかし、この3年の月日で、仮設の人々の暮らしはどう変わっただろうか?と思うと、ほとんど進展はないのではないかと思えます。遊牧カフェは山元復興センターのポスティングチラシの制度を利用して、活動している仮設の各戸に毎月チラシでお知らせしているのですが、当初85枚だった必要枚数は現在70枚。減った15枚はきっと仮設を出て自宅を自主再建なさったり、家族や親せきのもとに身を寄せなおした方々の数。中には、別の仮設へ移られたという話も聞きました。であるならば、まだまだ多くの方々があの時のまま、仮設での生活を続けているわけです。遊牧カフェに参加してくださっている方とお話しすると、家の自主再建は夢のまた夢。現実は復興住宅を待って入居するしかない…という声が多く聞かれます。でも、その復興住宅もいったいいつ建つのやら。仮設での生活はまだ当分続きそう、そういうため息が多く漏れ出ています。一方で、2年くらいが目安の仮設住宅は痛みが目立ち、不便さや我慢は自然と大きくなっているのではないでしょうか。震災から3年。「仮設での暮らし」は、まだまだ震災から脱していないのが現状なのです。

そして、
私たち遊牧カフェの活動はいつまで続けようか。そんな話もメンバーの中で交わされました。でも、誰も「活動の終わり」を口にする人はおらず、「仮設があるかぎりは活動していこう」という方向へ。何度かこのブログでもご紹介してきましたが、私たち遊牧カフェメンバーは6人、そこに時々強力な助っ人にお手伝いいただいたりして活動しております。そしてその活動費用はといいますと、さまざまな場面でご協力頂いた多くの方からのご寄附で成り立っております。直接ご寄附いただいた場合もあれば、ナナエ先生の教室で行った各種ワークショップやドネーションパーティーでの参加費というカタチだったり。本当に、多くの方々のご支援があってこそ成り立っている活動だと思います。本当に本当にありがとうございます!そして、私たちは今後も遊牧カフェの活動を続けていきたいと思っておりまして、今年もドネーションパーティーを開催いたしますので、ふるってご参加いただければと思いお知らせする次第であります。

この記事はちょっと長くなってしまいましたので、ドネーションパーティーについてはまた別記事でお知らせいたしますね。活動報告やら御礼やら告知やら…とせわしなくて申し訳ありませんが、今後ともどうぞ遊牧カフェをよろしくお願いいたします。

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