2014 夏 台湾/3

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南港展覧館駅前

今日も7時に起床。旅先での生活が一番規則正しい。
さて、今日は待ちに待って待って待ったところでのお食事の日。もう何年も前から行きたいと思っていた場所なのだけれど、途中でお店が移転したり、なおかつ人気過ぎてハイシーズンや休日は数か月前からの予約が必要とのことだったり、そして予約の電話をかける自信が全くなかったため、今までずっと行きたくても行けなかった場所なのです。今回、4月には夏の台湾行きを決めていて、航空券やホテルを手配し、そしてこのお店も予約したわけなのです。最大の懸念だった中国語での電話予約は、中国語が堪能な私の義妹ちゃんにかけてもらいました。banriちゃん、本当にありがとう!感謝してもしきれない。もうね、この旅で一番の感激がつまった場所だったんですよー。



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地下鉄 Easy Card

その前に、台湾の地下鉄事情のことなどを少し。
初めて台湾を訪れたのは2006年。その時は地下鉄の切符は日本と同様に紙の切符。それが2007年にはIH内臓のコイン型(リサイクル可能切符!)。そして今回は、旅行者にも使い勝手抜群のコチラのチャージ式カードが登場!おまけにこれを利用すると、それでなくてもお安い地下鉄料金がなんと更に2割引き!チャージもとっても簡単だったので、快適な地下鉄ライフをずっと送ることができました。




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食養山房

地下鉄を乗り継いで郊外の南港展覧会駅前で行き、そこからタクシーで2、30分。町を離れ、どんどん山を分け入って行くのでちょっとだいじょうぶかしら?と思うほどだけれど、幸いにもタクシーの運転手さんが日本語堪能な方だったのでとっても安心でした。そして大きな道路沿いに立っていたお店の従業員の方に名前をつげ、さらに小道を入って行ったところに建物が。ここが「食養山房」。




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憧れの食養山房。できれば誰にも教えたくない場所です。



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建物入口にて

緑の中にひっそりとたたずむ隠れ家。さっきまで降っていた雨に木々の緑がいっそうよく映えて、眩いほど。




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入口の扉の先にはまっすぐな廊下。左側には岩肌の映える個室が、右側には山を臨む部屋が。




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私たちが通された部屋は、廊下を抜けてまた一度外に出て、2階に上がったようなところの部屋でした。1階に通された人たちはきっと2階を見ることはないだろうから、ちょっと得した気分。そして、私たちが案内されたテーブルはとても落ち着いた突き当りの部屋で、照明の感じも含めてとても素敵な場所でした。



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これが、私たちがいただく食事の場所。背の高い花が、テーブルに美しい影を落としていて素敵でした。



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12時からの予約だったけれど、11時半前には到着していたのでいろいろ見て回ることもできました。



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わりと大人数の人たちが使っていたテーブル。



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途中には古い書画が置かれていたり。



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ちょっとした暗がりには南瓜が飾られていたり。



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お部屋をあれこれ探索した後は、自分たちのテーブルに戻って烏龍茶を飲みながら「その時」を待ちます。まだかなまだかな…と心躍る時間。そして12時。食事の始まる時間です。




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マンゴーとパッションフルーツのジュース

こんなにも美味しいジュースを飲んだことがない!と、フルーツ大好きな友人パオズも、日頃フルーツをさほど食べない私も、目を丸くして口にしたこちら。



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トウモロコシの冷製ポタージュ 岩塩を添えて
豆乳の寒天よせ ナツメとスライスアーモンド オリーブオイルと塩で

こんな名前がついているかどうかはわかりませんが、覚書として記しておきます。覚書に残しても再現はできないのだろうけれど、それでも、あの日の感動だけは覚え留めておきたい。

トウモロコシの冷製ポタージュは乳製品はごく控えめで(もしかすると入っていないかも?)ほぼトウモロコシ。かるく泡立ててあって口当たりは滑らかでふんわりとした感じ。仕上げにかけられた岩塩が口当たりにも味わいにもいい仕事をしていました。このトウモロコシのも、マンゴージュースに引き続き感嘆もらしながらいただいたのであります。




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茶わん蒸し 蒸しきくらげ 筍 ホタテのソテーにからすみとオリーブを乗せて

出された時、ちょっとこの茶わん蒸しの部分がなんなのかわからなかったお料理。こんな長く高さのない器に茶わん蒸しだなんて、新鮮!パオズと「けんかにならないように」中心線をつけて陣地を確定(笑)ホタテの旨みがきいた茶わん蒸し。きくらげは肉厚で、筍はほくほくした感じ。そして、いままで気にも留めていなかった食材「からすみ」の味わいに舌鼓。




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刺身盛り合わせ/アワビ・白身の炙り・湯葉の雲丹乗せ
スモークサーモンを春巻で巻いていくらをトッピング 
レッシュチーズとディルのペーストをイカで巻いて オリーブやナッツなどで

日本でもおなじみの刺身の盛り合わせだけれど…どれもこれも斬新!特にスモークサーモンを春巻きの皮と二層にしてくるくるまいたものは、スモークサーモン独特の燻製臭が和らいでとっても美味しい。そして、刻んだオリーブやナッツなんかと合わせたものも、なかなかに美味しい!目にも舌にも楽しませてくれたお刺身の盛り合わせ。




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からすみを挟んだ揚げ餅をサルサソースのようなソースで 
南瓜とブロッコリー、ひよこ豆や枝豆 綺麗色の玉葱ドレッシングで

南国らしいあしらいのサラダ。またまたからすみ登場なのですが、揚げた餅の中でいい塩加減を演出してくれています。パオズは残念ながらからすみを食べられないので、私が頂くことに。いひひ。



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おこわの刻みオリーブ乗せ エリンギのソテーを添えて

おこわが茶色く色づいているのは、茶葉か薬膳的スパイスか何かを一緒に炊き込んでいるから。何かが何かはわからないまま食べたのだけれど、とっても美味しかった~。今回のお料理は刻んだオリーブをいろんな料理と合わせているのが印象的。いろんなものに合わせてもいいんだ~ということがわかったことも収穫の1つ!




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蓮の土鍋スープ

お料理の〆はこちらのご自慢らしい蓮の土鍋スープ。スープの中身は骨付きの鶏肉、たくさんの茸、筍、蓮の実。目の前で土鍋の蓋がとられ、お客自身が蓮の花をそっと土鍋に浮かべます。蓮の花はそのままスープの具材に。2人でも5人くらいでもこの土鍋の大きさなので、私たちは食べても食べても全然減らない~。体温まる、体にいい感じのスープ。



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水菓子/西瓜・ドラゴンフルーツ・梨




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蓮茶

フルーツを食べ、蓮茶を頂いて食事は終了。空間美、味わい、あしらい、どれもこれも素晴らしく、2時間というゆったりとした食事時間が短く感じるほど。そして従業員の方の気配りも忘れられません。ものすごく小さなことにもものすごくよく気を配っていて、さりげなく言葉をかけてくれたり、手配してくれたり。人気なのもうなずけます。あー、またぜひ訪れたい。こちらが、私たちのこの旅一番のとっておきでした^^




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台北101

さて、食事を終えて3時過ぎ。台北中心部まで戻ってきました。こちらが台北の超高層ビル「台北101」。大晦日のカウントダウン時には、この台北101が花火タワーとなって物凄いショーを見せてくれます。高さは508m!中はショッピングモールや巨大フードコートなどが設置されていて、いつも人で大賑わい。パオズはここで大好きな香港ブランドのお洋服をお買い上げしていましたよ。




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四四南村 

さて、そんな台北101のほど近くに、最近人気のリノベーションスポットが登場!




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戦後に大陸から渡ってきた軍人方の集合住宅だったところとのこと。そのレトロな雰囲気が女子の心をがっちりつかんでいるみたい。



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好’丘(ハオチョウ)

中はカフェや食品や雑貨を売る素敵空間。



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ベーグルも大人気のようですが、お昼でおなか一杯だったこともあり、見るだけー。



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でも、とっても暑い日だったから冷たいものを!パオズは「烏龍茶アイス」、私は「ドラゴンフルーツシャーベット」で涼をとりました。




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台北101と好’丘

近代的超高層ビルとリノベーション物件。新旧のコントラストがこんなに近い形で目にできるというのも台湾の楽しいところ。




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中山堂

その後私たちは中山堂へ。こちらは日本統治時代に建てられた市民集会などを催す公会堂で、現在では古き良き時代を思わせるレストランなども入っているようです。私たちはこちらの3階にある台北書院「望月茶坊」でお茶をすることに。




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広い空間に、この時間は私たちだけ。ゆったりとお茶を楽しみます。




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たくさんあるお茶請けの中から、胡麻煎餅を選んで。この時の話題はお昼の食養山房のこと。マンゴージュースが絶品だったとか、トウモロコシの味が抜群だったとか(笑)本当にゆっくりゆっくりお茶を飲んで、心も体も満たされていく感じ。根っこが生えそうなほどいたのだけれど、そろそろお会計を…と思って支払いを済ませると、「台北書院」と記されたこちらの茶器をお土産としてくださるではないですか。なんて嬉しいことをーー!喫茶というよりも、お茶や文化の普及への取り組みに力を入れているからこそのサプライズなのかな。



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時刻はすっかり夜。夜となれば夜ご飯…なのだけれど、素敵ランチと望月茶坊でのお茶とで心もお腹もいあっぱいだから、なんだかあんまりちゃんとした食事じゃなくてもいいかもね。…ということになったので、永康街の人気店でB級グルメを。こちらのお店は昼も夜も長蛇の列!



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葱入り(葱だけ入り)おやき

このサイズで1つ25元(80円)。これを待ちきれず、歩きながらぱくつく。焼きたてのシンプルな粉もの料理。うまいなぁ。




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永康街からホテルは徒歩圏内。毎日天気予報に傘のマークはつくのだけれど、今日も雨に当たらず気温もややいつもより低めだったので快適な1日でした。今日も素晴らしく美味しい1日だったから、また明日もいい日でありますように。

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食養山房のマンゴージュースとトウモロコシのスープは格別だったね。あの10倍の量ほしかった。

No title

>包子

うん。あれはどんぶりでたっぷり飲みたいね。また別の季節に行ったら、お料理もかわるのかなー?あのいろんな食材の組み合わせ、ちょっと真似できないね。
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