遊牧カフェ in 山元/27

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山元~浪江 開通式

いつものように山元町へ向かうと、山元IC付近で長い車列が。今日は山元町から浪江町までの常磐自動車道の開通式で、式典準備などで多くの人が集まっているようでした。私たちは山元ICで高速を降りてふと左手を見ると開通式で使われる金色の薬玉が、静かにその時を待っているようでした。(ちなみに帰りに見てみると、相馬の野馬追の演出かなにかでしょうか…馬の姿もちらほらありました。)



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さて、今日の手仕事は「華やかしめ縄作り」と「ミニクリスマスツリー作り」の2本立て。




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お正月飾りのベースとなる“しめ縄”はすでにできているものを利用し、それに造花をグルーガンでつけていってちょっと洋風なしめ縄に。洋風のしめ縄っていうのもおかしなことだけれど、もしかしたら参加者の中にはお松を飾れない(喪中の)事情の人もいるかもしれないので、リースっぽくも飾れるものをと思って。




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仮設の皆さんは赤やピンクがお好きっていうことを、これまでの活動の中でよーくわかっているので、皆さんがお好きそうな色の花を準備しました。自分のお部屋に飾るもの、そしてお友達におすそ分けするのも作ったりして、みんな楽しそうに作業してくださいました。



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こずえ先生からいただいた松ぼっくり

そして、今回の準備物の中で欠くことのできなかったのがこちらの松ぼっくり。遊牧の活動を過去2回お手伝いいただいている「こずえ先生」が提供してくださいました。松ぼっくりって、山からとってきてそのままだと、虫なんかが出てくる場合があるとかで、気持ちよく使うためには一度茹でたりする下準備が必要なのだとか。それをした上で、遊牧カフェにご提供くださいました。こずえ先生ありがとう!



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松ぼっくりはしめ縄のアレンジにも使いましたが、数もたくさんあったのでミニツリーに仕立てることに。過去の絵手紙の際に使った緑や白の顔彩(絵具)がまだ残っていたので、それを松ぼっくりに塗っていきます。この作業、皆さんとっても真剣で、濃さの違う緑で陰影をつけたり、緑に白を重ねたり、全部白でホワイトクリスマスっぽいイメージに仕上げたり。創意工夫の広がる時間でした。



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ツリーの上には(今回得意になったグルーガンで)星形ビーズを飾り、最後は台座もつけて、素敵なツリーの完成!寒い冬を、少しでも明るく楽しく過ごせる演出になったらいいな。

さて、震災から3年半が経ちました。山元町でも復興住宅の建設や引っ越しが進んでいるようですが、その進捗状況は決して早いとはいえず、あと何か月で完了できる!と言い切れるものではないようです。また、自宅を自主再建される方は復興住宅に移ることはなく、家が再建されるまで仮設での生活が続くとのこと。自宅再建をしたくても、業者との打ち合わせや実際の施工がすんなりとはいかないことも多いようで、まだまだやりきれない思いで年を越すという現実。「復興」するということは本当に難しいです。遊牧の活動は、山元の仮設に住まわれている皆さんが次の住まいへ旅立っていかれるまで続けたいと思っています。参加される人は減っていくと思うけれど、それはとても嬉しいこと。一方で、住民が減っていく仮設に(いろんな事情で)残tらざるを得ない人は、今よりもっと寂しさやもどかしさを感じるだろうから、遊牧の活動は規模を小さくしても続けていかなければならないな…と思っています。

今年も遊牧カフェの活動を無事続けることができました。
現メンバーは6人だけれど、そのそばには心強い助っ人をかってでてくれる人がいて、そして、ドネーションパーティー等で活動費を支えてくださっている多くの方々がいて、たくさんの人の力で活動が成り立っています。来年も、できる限りのことを(もちろん無理のない範囲で)続けていこうと思っていますので、どうか引き続き見守っていただければと思います。
支えてくださる多くの皆さん、本当にありがとうございます。また、報告いたしますね。


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