遊牧カフェ in 山元/10

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手作り石鹸の会

月1回の遊牧カフェ。山元町の仮設に伺うのも今日で10回目。今回は「手作り石鹸の会」です。看板はいつものdeli-cuさん。でも、いつもよりちょっと小さい?いつもよりちょっと控えめ?
いえいえ、実は…



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看板って、平面的なものが一般的で、それでも彼女の看板はいつも心を鷲掴みされるような遊び心満載なのだけれど、今回はもう「看板」の域を完全に超えてます(笑)このお家みたいなガラスケースの可愛らしいこと!


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1か月前に試作会をした時の石鹸。素敵なアンティークの石鹸皿にのせられていて。



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秋の季節感を演出するいろいろな南瓜。deli-cuさん、あなたのセンスはどこから湧いてくるの??ぜひ汲みに行かせてください。



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素敵な看板のお迎えを受けて、すっかり顔なじみになれた仮設のみなさんがいらっしゃいました。講師は福島からわざわざいらしてくれた圭子さん。作業の前の説明に、みなさん興味津々。


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計量と材料を合わせるところまでは圭子さんが。苛性ソーダに水を加えただけでどんどん上がっていく温度。ちょっとした理科の実験みたいで、小さなどよめきが(笑)



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その後は、みなさんで分担してひたすらかき混ぜる作業。すこしずつとろみを帯びていく液体に見入って、「結構てまかがんだねー。」「代わりすとー。かさいんー。」と、賑やかに。和気藹々と賑やかに作業をしていく皆さんですが、今でもちょっとしたことで震災の話になります。石鹸に加えるラベンダーの精油の香りを嗅いでもらうと、「おらいの庭にも随分あったげど、みな流されださぁー。」と。表情は明るく笑い飛ばすようにおっしゃるけれど、仮設での生活は、すべてが震災によって奪われたところからスタートしているんだな…と、今回も改めて感じました。


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石鹸作り。お歳暮やお中元や粗品でもらう機会が多いものだけれど、手作り石鹸の効能やとってもいい香りに話が及ぶと、みなさん目をきらっきらさせていらっしゃいました。保湿成分がね…というと、「誰にも使わせないようにしなくちゃ」とか、この香りが女性ホルモンに作用して…というと、「あら、使わなくっちゃ!」とか。いくつになっても女子は女子。圭子先生の的確で物腰柔らかなご指導のもと、石鹸作りを皆さん満喫してくださったみたい。


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手作り石鹸が使えるようになるまで、あと1か月以上はかかります。その扱いの方法を最後にレクチャーして、今日も笑顔で終了。圭子さんのおかげで、遊牧メンバーはかなり楽させていただきました。圭子さん、本当にありがとう!

さて、山元町の仮設では入居されていた方が少しずつではあるけれど、仮設を出て新しい住まいに移って行かれているようです。それもあって、遊牧カフェにいらっしゃる方も少し減ってきたような。それはとても喜ばしいことである一方、沿岸部を波にさらわれ、新たな土地を求めようにもどんどん上昇する地価や、年齢的に新築の住まいを建てる余裕もないご家族がいらっしゃるのもまた事実。仮設住宅の期限が延長されるにせよ、生活再建という問題はとても難しい問題だなと思います。遊牧カフェができることは微々たることだけれど、「今日も楽しかった、また来月よろしくね。」と言って帰って行かれる姿を見ると、また来月も頑張ろうと思うのです。

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手作り石鹸、

時折、私もアロマを使って石鹸を作ったりしてます(^^)
でも、このごろはもっぱら、
アロマと重曹をつかった
トイレ掃除液ばかり作って使用しています。

こういう活動、活気があっていいですよね、
きっと皆さんも喜んだことでしょうね~

No title

>雪の月さん

雪の月さんも手作りなさるんですね!
私はこういう科学的なお洒落さにとんと疎いのと物ぐさな性分のため、なかなか一人でもやってみようという気にはならないのですが、みんなでやるととっても楽しいですね。
皆さんに喜んでもらえたことも嬉しいし、
自分にとってもいい機会になっているので楽しいです^^
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